こんにちは、田和凛太郎です。
ショッキングな表題ですが、これは現実にあり得ます。それは整骨院が繁盛していても、心のどこかに生じることがあります。
なぜそれを考えるのか、それは保険請求の月末。月初に訪れます。通常いうレセプトです。もしあなたが腱鞘炎や五十肩や、野球肘、慢性変形性の疾患を施術していたら、心を過ぎるはずです。
柔道整復師の保険でやる施術では、骨折、脱臼、打撲、捻挫、挫傷 までの傷病名しか施術ができないからです。保険の縛りがないところでは、堂々と施術可能です。
しかし、患者さんはそんなこと知らないですから、肩こりであっても治療を求めてやってきます。
ある程度は断るしかないですが、なかなか断りきれないケースもありますよね。どうするか。傷病名を合わせてしまうことになります。
毎月のレセプトでそのようなことを繰り返していると、やがて心が疲弊するのです。そんな時、サラリーマンになったら楽になるのではないかと、考えてしまいます。
開業の整骨院の院長がサラリーマンになるのはマイノリティでしょう。
でも、鍼灸師の方は、時々はおられます。
柔道整復師と鍼灸師の転職はありえるのでしょうか?
就職はあり得ますよ。私がそれをやりました。
では、どういった転職があるでしょうか
① 資格を生かして、同じ系統の医療機関や大手の整骨院などに就職
② 全く違う職種に転職
大きく分けると二つあります。

資格があるのですから、それを生かせればいいですね。では①の場合はどんな転職が考えられるでしょう。
まずは病院や医療関係機関です。この場合は柔道整復師は有利かもしれません。でも、大手の病院はPTがいるので、難しいですね。診療所や整形外科医院では募集があります。マッサージ的なことをしたり、牽引装置を操作したりです。
鍼灸師の場合は、訪問鍼灸マッサージの大手の会社に転職可能ですね。最近は整骨院の求人よりも、鍼灸師やマッサージ師の訪問系の仕事がバズってきていて、そちらへの就職が可能ですね。
また、最近では、柔道整復師や鍼灸師であっても、デイサービスに機能訓練指導員としての就職が可能です。募集があれば専門職として就職できます。
そのほうが硬いかもしれませんが、高齢者の通所施設では、若い人がもてはやされるという、原則論が働きますので、40代であれば、ちょっと苦しいかもです。
② 全く違う職種に転職
これは、でもできればその国家資格を生かせるもの。それがお勧めです。
私のオススメは「ケアマネジャyー」の資格を取って、ケアマネジャーとして就職することです。
これ、結構多いです。
私もケアマネジャーとして病院に勤めました。結構資格が生かせるというが、人の体を触ってきた経験が活かせるのではないでしょうか。生かせますよ。
ケアマネジャーの資格は国家資格があって、5年以上の経験があれば実務者研修の受験資格が得られますので、まさに資格を生かし、さらにステップあっぷしていけます。
ケマネジャーの仕事や、資格の取り方などについては、別のブログで解説します。