こんにちは、田和です。
鍼灸整骨院と称した院がたくさんありますが、鍼灸師の資格を活用できてますか?
結論から言いますと、鍼灸師の資格は使えます。その資格は稼いでくれます。使う方法は、保険適応にすることです。自治体設置の鍼灸師会などは、まだまだ自費請求のところが多いと思いますが、保険取り扱いすることで、他の院との競争をずらすことが可能になります。
一番ダメな方法は、というか、よく失敗することは、患者さんに同意書を持たせて診察に行ってもらうことです。医院では、ぺら紙一枚を持って来られても、先生はおいそれとは同意してくれないものです。先生に同意書をお願いする場合は、以下の3点が必須アイテムです。
- 「同意書のお願い」書類。
- 「施術者の経歴を書いたもの」書類。
- 「同意書」
1の同意書のお願いはどういった主訴で患者さんが来られたのか、どういう症状であるかをきちんと書くことです。そして、どのような施術を行う予定で、それの頻度は週に何回であるとか、記載することで、医師の同意をする上での安心感を誘います。
そして必ず「本来はお会いしてお願いするところ、大変失礼とは存じますが、書面にて失礼いたします」の一文を入れるのです。
WordPressの使い方がわかれば、リンク貼っておけるのですが、なにぶんまだ初心者ですので、うまくできませんが、いつか、こちらで使っている書類のダウンロードができるよう頑張ります。
2の施術者の経歴がわかる書類ですが、これがとても重要です。なぜならば、どんな人が施術をするのか、ドクターにはわからないですから、キチンとした経歴があれば、信頼感が増して同意書にサインしていただける確率がグンと上がります。
私は病院に勤めた経験があり、それを書いております。病院関係者とわかればなお、安心していただけるのです。なぜか、仲間意識が働きます。
3で同意書です。この同意書は厚生労働省からのものを少しカスタマイズしたものを使っています。不詳を加えており、それとともに同意書の有効期間も記入しています。
こちらの書類も近いうちにアップできるようにします。
これらの書類にプラスアルファするものがあります。それは同意書のサンプルです。そのサンプルをご参考にと、一緒に添付しておくと、さらに好感度はアップします。
ここまですると、同意書を書いていただける確率はかなり上がります。
できることならば、診察室まで患者さんと同行するのをお勧めします。私も何回かあります。その際に先生が言われることが「このような書類にサインしないよう、医師会から通達が来てます」とのことです。
ただ、こうして患者さんと一緒に来られては、先生もなかなか断れなくなって、サインして下さいます。診察室へ同行しての同意書直訴は100%成功しています。
同意書の日付以降からは施術可能です。ただし、初診では同意書が書けないとのことで、一週間後にもう一度再診の上、書いていただける場合も多いです。
保険で施術できると、患者さんは負担が軽くなるので安心されます。整骨院のような逓減もありませんし、ある程度の回数制限がありますが、条件をクリアできれば、とても大きいですから、オススメです。できれば訪問鍼灸治療をお勧めします。
単価がかなりいいですし、実際に整骨院をされている先生も、午前中の治療は10時半に終えて、訪問鍼灸に行かれる先生もあります。
柔道整復の保険適応よりも、縛りが少ないです。
こちらを活用しましょう。