社会福祉士

社会福祉士になるならば

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福祉分野で仕事をしているけど、社会福祉士をとったほうがいいんだろうか?資格を取ったらどうなるの?何かいいことあるだろうか?給料が上がるかな?独立して起業できる?

こんな疑問があると思います。

本稿の内容です。

  • 社会福祉士になるメリットとデメリット
  • 独立型社会福祉士
  • この資格を生かすには既存以外の道を探るべし(経験から)

社会福祉士になるメリットとデメリット

実はメリットもデメリットもあんまりないと思います。なぜならば、資格を取得したとして、収入が増えるということがないのです。いえ、これは言い過ぎですね。福祉施設や介護施設に勤めているとか、大病院に勤めていたらば、給与に手当がつく可能性があります。

社会福祉士とか、精神保健福祉士でないとできない仕事が、その職場であるならば、それは給与アップにつながるでしょう。

その仕掛けは、保険点数にあります。

社会福祉士として、その施設や病院等で点数が稼げるならば、給与はアップする可能性があります。ありますが、1万円上がるでしょうかね。3,000円から良くても5,000円が相場かもしれません。

でも、個人として考えるとメリットがあります。①名刺に肩書を付けられる②他の人から尊敬される③社会福祉の全般が見渡せる④独立型社会福祉士として開業できる。

などが考えられますが、これらは条件があります。自分の仕事をする都道府県にある社会福祉士会に入会していること、日本社会福祉士会にも籍を置いていること。これらが条件になるのです。

それ以外の社会福祉士は、天涯孤独です。横のつながりがありません。協会に属していればこそ、生涯教育の一環としての後見人として資格を得て、推薦されるのですが、協会に属さずに一匹で活動していても、なんにも意味がありません。

デメリットはないと思います。資格を持っていることで何か不都合なことがあるのならば、それはデメリットになりますが、持ってても、持ってなくてもというラインがありますので、その辺はどう理解するのがいいかは難しいです。

つまり絶対必要な資格ではないかもしれない。例えばケアマネジャーの資格があればかなりの確率で求人に乗っかれますし、それは社会福祉士でなくても可能です。また、介護保険ではなく、障害福祉サービスでもケアマネジャーと同じようにケアプランを作成する業務があります。それが「相談支援専門員」です。

相談支援専門員はケアマネと違って試験がありませんから、広き門です。当然ですが、その資格だけで徳利して生活が可能です。起業できます。

はい

つまり、社会福祉士でないとダメだというものが少ないために、公的に訴えるメリットが少ないです。しかし、ないよりはある方がマシという程度ならば、お金と時間を使って、無理して勉強して取得する必要があるのかどうか、自分自身で再検討しなくてはならないですね。

ここで、再度自己質問しなくてはなりません。自問自答しなくてはなりません。

なぜ、社会福祉士になりたいのか?

今、自分の置かれれている立場がそれを決めようとしているのです。同僚がみんなその資格を持っているならば、どうしても必要だど感じるでしょう。逆に同僚が誰も持ってない資格であったなら、自分が一番に取ってやろうとか思うかもしれません。

要するに、資格を取ってから、その資格の値打ちを上げるのも下げるのも、実は本人次第だということです。

それによって、資格をとってよかったとか、あまりかわらないとか、言えるのです。そのような資格が社会福祉士です。

実はそれは看護師にも言えます。

看護師の資格を取って、病院勤務したとしても、その現場で役に立たないとダメ出しされます。

そして、ケアマネの世界や社会福祉士の世界に飛び込んでくる看護師も多いです。でも、看護師であっても看護業務ができず、周りから干されると、別の世界に入っていきます。例えば介護です。

介護の世界では威張ったものですからね。介護の世界では看護師は万能ですから。リハビリから看護から介護までそして居宅管理までできるという万能選手です。でもそれだから有用な看護師であるとは言えません。ドロップアウトしてきているのですから。

もう一度いいますね。

社会福祉士として、しっかりと出世したいなら。その資格で有名になりたいならば、その資格で成長したいなら、日本社会福祉士会へ入会することです、

そして地元の社会福祉士会へ入会することです。各都道府県の社会福祉士会に入荷すると自動的に日本社会福祉士会にも入会することになります。

1年目の基礎研修や他にさまざまな研修があります。基礎研修の終了がないと、後見人の研修には進めません。すべてが研修と年数なのです。

しかし、独自の道を歩むことも選択肢にあります。

独立型社会福祉士

独立型社会福祉士とはなんでしょうか。

日本社会福祉士会のホームページには次のように説明してあります。

独立型社会福祉士とは、地域を基盤として独立した立場でソーシャルワークを実践する者であり、ソーシャルワークを実践するにあたって、職業倫理と十分な研修と経験を通して培われた高い専門性にもとづき、あらかじめ利用者と締結した契約に従って提供する相談援助の内容およびその質に対し責任を負い、相談援助の対価として直接的に、もしくは第三者から報酬を受ける者をいいます。

ようするに、社会福祉士の仕事はソーシャルワークであり、地域を基盤としてソーシャルワーカーでお金を稼ぐということです。

具体的には後見人として報酬をいただきながら、事務所を構えて起業するということになりますね。

それをして独立したいと思う方は、会に入会しなければなりません。資格を取ってすぐに成年後見人養成研修は受けられないのです。

まずは入会して、1年目に基礎研修1を受講します。2年目に基礎研修2を受講します。3年目に基礎研修3を受講します。並行受講ができませんので、3年間は基礎研修です。

翌年になって、ようやく成年後見人養成研修の申し込みができるのです。

申し込みしてから、成年後見人養成研修の受講要件も決められています。下にある通りです。各都道府県の会によっては若干の違いがあるかもしれません。

  • 日本社会福祉士会の正会員である都道府県社会福祉士会に所属する社会福祉士であること
  • カリキュラムの全課程を出席できる者
  • 日本社会福祉士会の基礎課程(基礎研修Ⅰ〜Ⅲ)を修了している者、若しくは日本社会福祉士会の旧生涯研修制度の共通研修課程を1回以上修了している者
  • 会費の未納のない者

ざっとこんな感じです。社会福祉士として独立起業するのは大変だと思いませんか?みんな、社会福祉士は努力家です。

実際に私の知り合いには、きちんとこの手順を踏んで、独立型社会福祉士として名簿登録をすませて生活されているのです。そう、成年後見人養成研修終了後に、名簿登録が必要です。

名簿登録にも一定の決まりがあります。

以下の通りです。

  1. 都道府県社会福祉士会の会員である者。
  2. 認定社会福祉士認証・認定機構により認定された「認定社会福祉士」である者。
  3. 本会(日本社会福祉士会)へ事業の届出をした者。
  4. 本会独立型社会福祉士委員会主催の独立型社会福祉士に関する研修を修了した者。
  5. 毎年の事業報告書の提出を確約した者。
  6. 社会福祉士賠償責任保険等への加入を確約した者。
  7. 独立型社会福祉士名簿の公開に同意した者

上記の条件に加えて、年会費2,000円が毎年必要です。

みんながんばってます。

しかし、それ以外に独立の道はないのでしょうか?

この資格を生かすには既存以外の道を探るべし

私は社会福祉士会に入っています。しかし基礎研修や生涯研修制度などたくさんの研修があるので、やりがいがありますが、なかなかキビシイものがあります。

結論からいいます。既存の制度に乗っかる必要はないと思います。

それ以外でもソーシャルワークできるからです。

私は就労継続支援B型の就労支援施設を運営しており、そこでソーシャルワークしています。

利用者の悩みや相談、次のステップへの移行相談。また保護者の悩みや焦りなどのアドバイスなど、多義にわたってソーシャルワークしております。

これって、アリじゃないですかね。

もちろんですが、独立して起業しています。職員も3人おり、優秀な彼らのおかげで運営も順調にできています。

活動分野はたくさんあります。

  • 高齢者施設やデイサービスなどでの生活相談員
  • 地域包括支援センター,地域作業所職員
  • 障害児施設、児童養護施設
  • 社会福祉協議会
  • 病院での医療ソーシャルワーカー

などなどです。もっとあります。

ほとんどは行政の傘下に入るような仕事であり、職員ですね。でも自分で立ち上げられる職種があります。

高齢者が得意なら、デイサービスです。起業できます。

もう一つは作業所です。今は就労継続支援B型といいます。

私はこのB型の作業所を運営しています。B型は通常の雇用契約で仕事をするのがむつかしい方が来られます。詳しくは、別のブログで開設予定です。

社会福祉士で独立を考えるならば、既存の職業や職種ではどうしても市の職員とか、福祉事務所の職員であるとか、そういった行政枠の職種に傾きやすいのですが、ちょっと切り口を変えましょう。

就労支援施設は自分で起業可能です。

そこでは、就労という切り口からさまざまな悩みや困難を感じる利用者やその家族さんが存在しています。就労習慣を身につけるためのさまざまなノウハウが要求されます。

就労を通じて、自分のソーシャルワークスキルを磨いていけるのです。

就労継続支援B型を立ち上げましょう。

資格が必要なサービス管理責任者を自分がやりましょう。

社会福祉士として、独立できますよ。

ただ、向き不向きがありますので、向かない人は既存の道を歩めばオッケーです。成年後見人でオッケーです。

あらゆる可能性を探ってみてください。

きっとあなたに合った方向があり、その道を歩むことで自分の人生が充実することでしょう。

充実した、心豊かな人生を歩まれることを祈念しております。

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