就労継続支援B型 社会福祉士 障がい福祉サービス

就労継続支援B型のECショップは危険


こんにちは、だわリン太郎です。

就労継続支援B型の事業所を運営している方で、利用者の下請け作業が減ってきており、ネットショップの開業をお考えのみなさまに向けての内容となります。

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本稿の内容

  • ネットショップの基礎を知る
  • 開業の方法を確認する
  • よくある失敗パターン
  • オススメの開業形態

ここ2年ほどは、コロナ渦で外へ出なくなり、ものの流通が違ってきているので、下請けの仕事が少なくなってきています。

実際にこれまでの半分以下になっているところもあります。

日本財団が数年前より障害者就労支援として、われわれのようなB型、A型、移行支援や定着支援型の事業所にテコ入れしてくれており、支援の結果は上がってきていますが、まだまだ浸透が難しいところがあります。

コロナ渦で対面の販売が制限され、いろいろなイベントも中止になって、ますます販売できなくなってきています。

対面での販売の機会がほとんどなくなったのです。

そんなときに知り合いのB型施設のかたが「ECサイト(ネットショップ)で販売しようと考えています」と言われていて、勉強中なのだそうです。

他にもそのような事業所がありまして、しかも、うまくいってないところがたくさんあります。それらは比較的大きな事業をされている社会福祉法人ですが、失敗されています。

ネットショップの基礎知識

簡単にいえばネットショップ(Online Shop)はネットで販売する商店です。実店舗がなくてもネット上に店舗を作って、カタログ販売のような形態で販売ができます。

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大手の会社はすでにホームページを持っており、そこにアクセスを集めていますが、ネットショップはその店に多くの人に見てもらって、アップしている商品を買ってもらわなければなりません。

見てもらうというのは、そのページを訪れる人がいるということです。

しかも買ったら決済もしなければならず、料金先払いや先に振込をしてから商品発送しますよ、などではなかなか売上が上がらないのが現状です。有名な大手の会社なら別ですが。その理由をこのあと説明していきます。

あなたの事業所では何をどのくらい販売しますか?

お客様に商品を販売するということ、しかも顔の見えない販売で、障害者就労として行なう販売であることを考慮すると、非常に複雑なしくみを構築することになるかもしれません。

複雑とは、もしかして大量受注したとして、どうやって制作するのか。それをどうやって発送するのか。また問い合わせがあったときの対応、苦情があったときの対応。返品されたときの対応。個人のカード情報などが流出したときの対応などなど。

そんな悩みをなくして、いかに簡単に、さらりと開設できるか。

なので、ネットショップは点で考えてはいけません。お店をネット上に出したということは、そのための維持が必要になってくるのです。線で考える必要があります。

ネットショップのメリット、デメリット

ネットショップのメリットとデメリットを知った上で、しっかりと検討しましょう。

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メリット

  1. 実店舗を構えるよりも初期費用が安く抑えられる 
  2. 家賃や人件費などのランニングコストが抑えられる 
  3. 商品数を増やしても、置く場所に困らない 
  4. 商品紹介ページの作り方次第で、日本から海外まで広げられる 
  5. 24時間販売できる
  6. その他

があります。実店舗を構えるとなると、場所などの立地条件がよいところが求められ、そういった人の往来が多いところでは家賃もお高いですし、土地代もかなりします。

ネットショップのデメリット

  1. 結構な数のショップがあり、競合している
  2. ページを見に来てくれない
  3. 商品の実物を確認できない
  4. 取引でハッキングされる場合がある
  5. 価格の比較が用意になるので、価格競争に陥りやすい
  6. かなりの在庫をかかえる可能性がある

現実的なデメリットを検討しなければなりません。

売ろうとする商品はどんなジャンルですか?

そもそも同じような商品がたくさんありますし、それが同じようにネットで販売されている現実があります。

まったくの独自完全オリジナル商品であれば勝機があります。

あるいは通販でよくある既成の製品にひと工夫あるもの、便利グッズなどは売れそうですね。

ネットショップの開業方法

ここではB型の事業所でのネットショップは、3つのパターンに分けて考えるとよいと思います。

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  1. 独自のECサイト、ネットショップを立ち上げる
  2. ショッピングカートシステムを利用する
  3. ネット商店街(Amazonや楽天、ヤフーショップなど)に乗っかる

おおまかですが、上記のパターンがあります。

独自のサイトを作るとなると、費用がかかりますが、予算に余裕があるならいいと思いますよ。

しかし、ショップだけのサイトを立ち上げるなら、相当数の商品がないと採算があわないんじゃないですかね。

ひとつやふたつの商品、あるいは多種あるけれどもジャンルが限られるなら、多額のお金がもったいない気がします。

大手のECショップ請負の価格はピンからキリまでありますが、ざっと100万円から500万円ぐらいです。

またオリジナルデザインありとパッケージングされたものとでも価格の差があり、既成のパッケージングサイト作成で最低でも10万円ぐらいからの初期費用が必要です。あくまで目安ですが。

さがせばもっと安いのがあるかもしれませんけど。

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それとは別に、ショッピングカートのシステムを利用する方法があります。実際のレジでのお支払いのところですが、カートを使うのであればいろいろな会社が名をあげています。

いま、有名なのはTVで宣伝しているBASEですね。他にもカラーミーショップ(COLOR ME)やEC-CUBEなどがあります。これらをうまく使えば、わりと簡単にショップが開設できます。

さらに考えますと、ネット商店街はモールですね。Amazonに商品を載せるという手があります。楽天でも。もし商品がひとつやふたつならそういったところへの出品という形式もありかなと思います。

それでもお金はかかりますよ。Amazonでは月額4,000円税抜と販売手数料がかかります。 楽天は月額19,500円からのプランがあります。

ランニングコストがかかりますが、そこはやはり知名度があるので集客ができますよね。それはメリットですし集客に対する安心感もあります。

やはり、いろんな商品が競合する中、Amazonで売っていたら買う場合が多いでしょう。楽天でも買ってしまうケースもあるでしょう。あなたの商品がそういった大きなモールで売られているだけで、宣伝になります。

B型事業所がおちいる失敗のパターン

こんな理由で失敗します。

  1. マーケティングが理解できていないので失敗する
  2. 商品の決済から発送までの手順が手慣れてなく連絡も遅れがちで失敗する
  3. サイトの商品の写真や全体のデザインで、他の会社と遜色があるため失敗する
  4. カード決済システムでお客様の情報の漏洩があった場合のセキュリティが甘いと失敗する

たくさんかきましたが、失敗のリスクがあるのです。あくまでリスクですから、絶対ではないですよ。

1,売り込む商品のマーケティングがわからないと、全く売れないままネット作成費がムダになります。どうして宣伝しますか?広告をうちますか?

広告して知って貰う必要があります。

これがよくいわれるリスティング広告です。私たちの商品は、Googleやyahooに広告を打たねば誰も見てはくれません。

リスティング広告の詳細は別の記事で書きたいと考えていますが、要するに買いたい商品があるお客さん、このひとが商品をGoogleやyahooで商品を検索したときに表示される広告です。

クリックされると、費用が発生する仕組みです。広告の出る場によっては、ディスプレイ広告というものもあります。

また、その商品の競合ですよね。同じような商品が売られているかどうかです。たいていは同じような商品があちらこちらで売られていて、価格競争になってしまうことがありますが、そういった競合相手にどのような策をたてられるでしょうか。

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もし、作戦なしでやってしまって、まったく売れなくて、ショップ開設に使ったお金をムダになってしまったら、かえって赤字ですよね。

ここは入念に調べておかねばなりません。

2.首尾よく売れて、決済までできたら、商品を包んで発送せねばなりません。

B型作業所ではそのような作業が生まれるので、よいかもしれません。ただし、迅速な発送が要求されますので、その流れはあらかじめ作っておく必要があります。

これが遅くなるとクレームが来たり、口コミが広がってしまうと次回からの売上に響きます。

3,商品の写真は重要ですよ。これの見栄えが良いと売れやすいです。Instagramなどは参考になると思います。

4,カード決済を自社のサイトで行う場合、顧客情報やカード情報がもれないように注意が必要です。もし、ハッキングされて賠償責任を問われたり、裁判になったりすると、作業所としてはかなりの痛手です。

金銭的にも時間的にも精神的にもつらい思いをすることになります。

オススメの開業形態は初期費用0円

B型作業所のオススメネットショップは、初期費用0円でできるところを検討しましょう。

最近テレビでよく宣伝している「BASE」がそれにあたります。他にも「COLOR MEショップ」があります。さがせばもっとあるようです。

まずはそういったプラットフォームを使って無料で商品を陳列して様子を見るのはどうでしょう。

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失敗しても気にならないように初期費用を抑えるのです。

もし、ホームページから商品を掲載して決済までやるならば、AmebaOwndがよいと思います。BASEと連動されており、決済できます。また、AmebaOwndのホームページ作成は無料プランがありますので、無料のホームページから商品販売が可能です。

BASEでは7種類の決済方法があり、しかもカード会社の審査もおどろくほど早く終わりますので、オススメです。

ホームページはお持ちですか?

それは外注されましたか?

もしお持ちであれば、決済のときだけBASEのリンクを貼ってあるバナーでも作成し、そちらのページへ飛ぶようにしておけばいいと思います。そんなところもたくさんありますよ。マーケティング調査をすれば、参考になるページがたくさんあります。

デザイン機能は無料版と有料版があります。

まずは無料版でやりましょう。パーツもいろいろあります。

われわれB型事業所は、初期費用を抑えて小ロッドの商品から始めるのが、失敗の少ないやりかたかなと思います。

それぞれの詳細はググればもっと深掘りできると思います。

これらの防御策によって、ネットショップの危険度は軽減されると思います。

お金ばかりかけて、商品が売れず工賃を上げることができない、こんなことにならないようにしたいですね。

今日はここまでにします。

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