ケアマネジャー

ケアマネジャーとは何するの?

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介護保険制度の要であるケアマネジャー(介護支援専門員)とは何をするのでしょうか?どんなことをするのだろうか?また、それはどうしたらなれるの?それらの疑問に答えます。

こんにちは、田和 凛太郎です。
今回はケアマネジャーの仕事内容や、どうしたらなれるのかを解説します。

ちなみに私は通算14年間ケアマネジャー として仕事をしてきました。主任ケアマネジャー です。今は介護保険ではなく、障害福祉でサービス管理責任者として仕事をしています。

ケアマネジャー を目指す人はほぼ間違いなく、ケアマネを見てどんな仕事なのかは大体わかってますよね。その上で、ケアマネになろうと決意するワケです。

多くはヘルパーさんや介護福祉士として介護職として働いている人が目指しています。

まず、ひとことでケアマネジャーと言っても、大きく二つに分けて考える必要があります。

それぞれに特徴があります。まず働く場所が違います。施設ケアマネジャー の仕事場は施設です。特別養護老人ホームであったり、介護老人保健施設であったりです。他には介護療養型医療施設(療養病床)や、介護医療院Ⅰ型、Ⅱ型などがあります。

● 施設ケアマネジャー

簡単に言いますが、施設で働くケアマネジャーです。

施設ケアマネジャーのメリットとしては、

  • 施設で働く安定感が得られる
  • 施設によっては、医師や看護師、介護職員ら他職種の人たちとの関わり
  • だいたい日勤
  • 施設ケアプランは、ほとんどテンプレ化して作りやすい
  • チームワークとしてのプランが作りやすい
  • ほぼほぼ限られた施設内のサービスでプランを立てられる

ではデメリットとしては

  • ケアマネジャー一人で100人分のケアプランを作成しなければならない
  • 施設入所者との関わりが薄くなりがち
  • 家族の協力的な信頼関係も希薄になりがち
  • サービス担当者会議では、家族の意見が見えづらい
  • 入所中のリスクが、ケアプランに反映されてないと、何か事故があったときにケアプランやアセスメントの内容を指摘される
  • 施設によっては、介護職や相談員などの兼務を要求される

ざっくりです。

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施設で働く安定感はお給料ですね。法人規定の給与がもらえますし、ボーナスもあり得ます。施設ではリハビリスタッフや、看護師、介護職の人たちとの協力が欠かせません。そのため、他職種の方と仲良くする必要があります。

施設のケアプランは、理論上はどうあれ、ほとんど同じようなプランになります。ニーズにあったサービスが提供されるようにプランを作成しますが、ニーズがだいたい固まってます。

家族さんは、家では見られないからと、施設に預けていかれますので、その後はなかなか連絡が取れず、洗濯物を取りに来ても、ケアマネに会って帰ることもほとんどないため、あまり関わることがなかったです。

チームワークと言えば聞こえが良いですね。確かに、介護職の方々の話を十分に聞いておかねば、独りよがりのプランになりますので、ここは自分が思うようなプランではなくても、介護職の意見に耳を傾けねばなりません。

施設内のサービスが決まっているので、プラン内容も同じようなプランになってしまうのも、仕方ないかもです。

私は複数の老健で勤めましたが、それぞれに特徴がありました。

圧倒的に看護師が強い場合もあると思いますし、リハビリスタッフが強い場合もあるでしょう。介護主体で動いているところもあります。施設ごとの特徴があります。それは施設長の判断や、それぞれのセクションでの主任らの判断に寄ります。

ただ、100人分のプラン作成は大変です。

入所者の顔と名前が一致するのが一苦労です。しかも、各自が自分の服を着ている場合はわかりやすいですが、施設の病衣を纏っている場合が、わかりにくい。みんなが同じ服を着ていますので。

それと、何かの事故があり、骨折したり、死亡することがあれば、普段は来ない家族さんも駆けつけて、クレームが出ることがあります。

例えば、喉に食べ物を詰めてお亡くなりになった場合。

嚥下にその危険があったのかどうか、アセスメントに分析されていたかどうかや、リスクがあればそれがプランに反映させていたかどうか、これが焦点になる場合があるということです。保険屋が調べに来ることがあります。

要するにリスク管理ができていたかどうかです。

ケアマネ業務としては、楽なのか、しんどいのかは判断しづらいです。

上記のような環境があっている人は、施設ケアマネジャーを続けるのが良いでしょう。私の場合は、当然ですが誇りを持って施設のケアマネジャー をしていました。

ダイナミックさで言えば、居宅ケアマネジャー に軍配が上がるかもしれません。

● 居宅ケアマネジャー

通常のケアマネジャーは、こちらを指すと思います。

居宅介護支援事業所という括りに勤めます。在宅の高齢者で、要介護者に対して必要な各サービスを利用してもらって、在宅生活の継続をしてもらうことになります。

毎月1回のご自宅の訪問があります。そこでモニタリングをします。また、介護保険の申請手続きをしたり、利用者と契約を結んだり、在宅サービスの各種事業所との連絡調整をします。

そして、給付管理業務をします。しますが、しないケアマネさんも多々おられますね。事業所自体の規模が大きくて事務員さんが配置されているようなら、ケアマネ業務だけで終わります。

給付管理業務とは、ケアプランに基づくサービス事業者からの実績分を入力し、ケアプランと違ってないか、違っていたら修正したりして、介護報酬が適性に支払われていて、利用者の自己負担に間違いはないかなど、点検して国保連に提出する大切な業務です。

そして、業務外の動きもたくさんあります。例えば、入院したら医療保険に切り替わるため、介護保険とはきり離れますが、実際は入院先の病院に顔を出したり、情報提供を受けたりとかあります。

それらも最近では単位を取れるようになってきてますが、それをすると、実地指導が入るケースが目立ってます。加算を取ることで、指導が入るのです。

絶対ではないと思うますがね。

でも、来やすいです。その加算を取るための根拠を示しておく必要があります。

事業所からもらうお給料はピンからキリまでありますね。私はたくさんいただいていた方です。

小さな居宅介護支援事業所と、大きな病院が併設している事業所では開きがあります。また全国チェーンを展開している事業所も様々な特徴がありますので、転職するときは十分に調べてからにしてくださいね。

あなたなら、どちらのケアマネジャーを選ぶでしょうか?

施設で働きますか?施設で介護職員として働いていたら、施設ケアマネジャーになるかもしれませんね。

居宅の訪問介護事業所で働いていたなら、居宅ケアマネジャーを目指すかもしれませんね。

どちらのケアマネも成り手が少なく、需要があるので、転職することを前提にして考えれば、そんなに迷う必要はないですね。

ケアマネになるための記事は別途書きますね。

介護士としての転職をしつつ、ケアマネを目指すのもアリかも

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