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こんにちは、だわリン太郎です。
社会福祉を専門とするケアマネジャーになるために
- ケアマネジャーをしているけど、社会福祉士にチャレンジしてみたい
- 大学を出ていないけど、社会福祉士の国家試験を受けられるかなぁ
- 介護福祉士はもっているけど、やっぱり社会福祉士のほうがよいかなぁ
- 難しそうだけど、どうやって勉強するの?
こういった内容にお答えできると思います。
本稿の内容
- ケアマネジャーと社会福祉士の違い
- 社会福祉士の国家試験を受けるには
- 3福祉士の国家資格の比較
- 社会福祉士への道
1.ケアマネジャーと社会福祉士の違い
ケアマネジャーは介護保険制度のなかから生まれてきた資格ですよね。ですから、ほぼ高齢者福祉の内容に沿った仕事になります。自治体によっては、利用者が介護保険と障害福祉サービスの2つを利用している場合に、かけもちしなければならないケースもあります。
社会福祉士はどうでしょう厚生労働省のページにその定義が載っています。
厚生労働省ホームページ(社会福祉士について)pdfファイル
「社会福祉士の名称を用いて、専門的知識、技術を持って、身体上もしくは精神上の障害があることまたは環境上の理由により日常生活を営むのに支障がある者の福祉に関する相談に応じ、助言、指導、福祉サービスを提供する者又は医師その他の保健医療サービスを提供する者、その他関係者との連絡及び調整その他の援助を行うことを業とする者」(社会福祉士、介護福祉士法)昭和62年法律第30号第2条第1項
簡単に言うと、社会福祉士のやる業務は誰でもできますが、社会福祉士を名乗ることはできませんよ。となります。名称独占業務ですね。
違いはその業務範囲が格段に広いことです。高齢者福祉にとどまらず、障害者福祉、医療関係、児童母子福祉関係、地域福祉関係、行政相談業務、生活保護関係、少年犯罪や犯罪関係、更生保護関係など多義にわたります。
視野は広がりますし、自分のやってみたい福祉業務が見つかることもあります。
2.社会福祉士の国家試験を受けるには
では資格試験を受けるためになにをどうするべきなのか。厚生労働省のページにはこのように書いています。
3つのルートがあります。あなたはどのルートになりますか?
- 福祉系大学ルート
- 短期養成施設ルート
- 一般養成施設ルート
私は一般養成施設ルートで受験資格を得ました。
もし大学を出ていなくても、実務経験4年で受験できます。しかも介護支援専門員の相談業務も実務経験に該当しますので、それなりの経験が4年以上お持ちの方は、受験できる可能性があります。
それぞれの養成施設等で審査決定しますので、各施設に問い合わせてみることが必要です。
3.3福祉士の国家資格の比較
よく比較されますが、なんの差があるというのでしょう?
それぞれの国家資格に値打ちをつけるのはあなた自身なのです。
介護福祉士の資格をお持ちのあなた。それを権威あるものにできるのはあなたなのです。
介護の研究をして学術界で発表して、専門家としての地位を固めるとともに、業界全体を押し上げる力となることです。
社会福祉士をもっていても、もっているだけでそれはなんの役に立つでしょう。
役に立つ資格へと昇華させるのは、あなた自身なのです。
多少は資格手当が上がって給料アップにつながるかもしれませんが、それがどうしたというのでしょう。
資格を値打あるものへとするのは、その資格を持つ人自身だということを、知っておきましょう。
看護師の資格を持っていても、それを活かせていないケアマネもいるんじゃないですか?
ということは、国家資格の比較は考える必要がありません。
自分が取りたい資格で、それを土台にして起業できるような資格をとればよいのです。
3福祉士の資格の中では、比較的合格しにくい資格が社会福祉士であるのは事実でしょうけども、名刺にそれを刷り込むことで何も変わりはありません。あなた自身は前と同じです。
資格を値打あるものへと昇華させていきましょう。
4,社会福祉士への道
とはいえ、自分が憧れている資格であるならば、苦労してお金をかけて受験する意味はあると思います。
まず何をするかといえば、マインドセットです。「社会福祉士になるぞ」という強い決意です。
そして自分の受験できるルートをみつけて、その道を進むのみです。
ほとんどの人は養成講座などの必要科目を勉強する必要があります。
難関資格試験の通信講座で有名な、アガルートアカデミーさんがあります。
また、18年連続合格者数全国No.1 という日総研の社会福祉士養成所通信課程があります。
いろいろな養成所がありますし、大学の通信課程でも可能です。
たとえば日本福祉大学通信教育部に入学しても社会福祉士の受験資格を得られます。
NHK学園社会福祉士養成課程というのもあります。
まずはそれらの養成課程を終了することが社会福祉士への道となります。
資料だけでも取り寄せてみてもよいでしょう。
ケアマネジャーが社会福祉士を取得したら何が変わるのか
なにが変わるのかといえば、まず、社会福祉士に、ならんとして勉強したことは生かすことができれば、変わることができます。
たとえばソーシャルワーク技術。実際にこれまでやってきたケアマネとしてのワークに加えて、理論的な知識が加わり、ソーシャルワークの幅や深さが出てくるでしょう。
また、社会福祉の広大な世界を知った上で、高齢者介護をあらためて見直すことができるでしょう。
あるいは、母子家庭や、犯罪少年、障がい者支援の世界に興味が移ってしまうかもしれません。
幅広い福祉の知識が、あなたの新しい人格を形成することでしょう。
これまでのケアマネジャーとは一味違うマネジメントができるのはまちがいないです。
ただし、試験に合格するためだけの勉強だったら、何にも変わらないかもしれませんね。
それはただ、ライセンスを所持しただけ。
それで給料が上がるとか、主任になれるとか、そんなのはありません。
それよりも、そこから変わることができるのはあなた次第であると言えるでしょう。
ケアマネジャーが社会福祉士を取得したら起業しましょう
雇用されているだけでは何も変わらないかもしれませんが、一念発起して起業へと舵を取れば大きく人生は変わっていくでしょう。
いえ、たとえ雇用されていようと、自分の殿様のお考えに共感できてついて行くというなら、それはそれで確かな人生だと思います。
しかし、なにか違う、自分の考える福祉とは何かが違う。
自分には何ができるのか。
何がしたいのか。
自分の心の奥の奥と対話しながら方向を決めましょう。
私はぜひに多くの方が起業して自分の理想とする事業で成功されることを願っています。